今年の国産紅茶の販売を開始しました。
以前のウェブサイトではまだインドとスリランカのお茶だけだったので、当時を知る方がもしいらっしゃったとすると、意外に思われた方もいらっしゃるかもしれません。実店舗 chai break では2017年からご紹介を始めたので、今年で8年目です。
当店がご紹介している国産紅茶は、中国や台湾などの東洋の紅茶の製法を参考にしている作り手によるものが多いので、月日の経過とともに香りや味わいが変化するお茶があります。この変化は「熟成」と言われています。
実はダージリンの作り手からも「mature(熟成する)」という言葉を聞くことがあります。特に実生(チャイナ)のお茶が熟成すると言われるのですが、国産紅茶の熟成の仕方、味わいの変化の仕方は、ダージリンの比ではありません。
秋を迎えて寒さを感じ始めるころになると、まるで香りや味わいの花が開くように表情が見違えるお茶があります。製茶が巧みなお茶ほどそうした熟成による変化をお楽しみいただけます。
今年の国産紅茶もそろそろ香りが増してきました。飲み頃を迎えた国産紅茶、ぜひお楽しみください。