ラキルシュウ FOP, メガラヤ セカンドフラッシュ 2024
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アッサムに近いメガラヤでダージリンの品種と製茶方法を採用する新興茶園。ダージリンでも香り高い品種として知られる「AV2」を使用。滑らかな飲み口とコクのあるボディに品種由来の花香がふんわりと優しく香る個性的な味わいです。
メガラヤは北東地域にあるアッサムとバングラデシュに挟まれた州です。19 世紀にイギリスはインド国内のあらゆる地域で茶樹の生育を試みました。メガラヤもその一つで、標高の高いカシ丘陵は茶樹の生育に適しているとされましたが、茶業を展開するにあたり労働力として他地域から大量の移民が必要となることに対して先住民族の強い抵抗があり、結果としてこの地域で茶業は成立しませんでした。メガラヤにはその当時に開拓された茶園が今でもいくつか点在しています。
こうした経緯に着目したラキルシュウ茶園のオーナーは、170年前に東インド会社が植えたチャイナに加えてダージリンから品種茶を移植し、ダージリンから製茶アドバイザーを招いてダージリンと同じ製法で小ロットの高品質なお茶の製造を始めました。 場所はアッサムに近いものの海抜1000-1300mの高地にあること、またダージリンの品種と製茶方法を採用していることから、比較的ダージリンに近い作りです。生産量がとても少ない反面、丁寧な製茶でクオリティの高いお茶を輩出しています。
「ラキルシュウ」は現地のカシ語で「目覚め」を意味する言葉で、イギリス人がメガラヤで茶葉の可能性を見出した後、現代に茶葉栽培が復活したことを意味しています。
Mr. Nalin Modha / Tea adviser
40年以上にわたりダージリンで製茶に携わり数々の茶園でマネージャーを歴任後、当園のアドバイザーに就任。
