ダージリン・クローナル

ダージリン・クローナル

「品種」とは、各産地の茶業研究所によって開発され、性質が固定化されて流通しているもの。茶園で茶樹を植え替える際には、種子では育成に時間がかかること、また収量の改善が見込めることなどから、多くの場合で品種が使われます。実生が雑種の集合体であるのに対し、品種は基本的には同じ遺伝子を持つことから、単一の品種で作られたお茶にはその品種特有の香りや味わいが現れます。

■ダージリンの品種

インドの品種はTRA(茶業研究所)のもとで交配や茶園からの優良品種選抜などによって開発されます。同じ遺伝子を持つ個体(クローン)を増やす手法によって作られることから「クローナル」「クローナルティー」「クローナルブッシュ」などと呼ばれています。1967年に最初のクローナルがリリースされて以降、現在ダージリン向きクローナルとして29種が開発されています。よく知られた品種として「AV2」「P312」「B157」「T78」などがあります。

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バラスン MYSTIC, ダージリン セカンドフラッシュ 2024
フグリ FTGFOP1-TIPPY CLONAL, ダージリン セカンドフラッシュ 2024
シーヨク FTGFOP1-SEEYOK SILVER, ダージリン ファーストフラッシュ 2024
シンゲル FTGFOP1-SPRING SPECIAL, ダージリン ファーストフラッシュ 2024
シーヨク FTGFOP1-AUTUMN DREAM, ダージリン オータムナル 2023
グレンバーン CLONAL DELIGHT, ダージリン セカンドフラッシュ 2024