
香駿
駿河国(静岡県)で育成された香りに優れた品種「香駿」。多収性かつ耐寒性も強く香りに特徴があることから、近年では産地を問わず紅茶によく使われる品種です。「くらさわ」と「かなやみどり」の交配により生まれ、2000年に品種登録されました。
中村農園 『香駿』, 土山 一番茶 2024
- ¥1,404
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マルヒ製茶 『香駿』, 磐田 二番茶 2024
- ¥1,468
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マルヒ製茶 『香駿』, 磐田 一番茶 2024
- ¥1,490
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実生と品種
どの国でも茶園では茶樹の種類によって茶畑の区画を分けて栽培をしています。その種類とは、多くの場合は「品種」です。
「品種」とは、中国種やアッサム種といった植物分類学上の「変種」ではなく、各産地の茶業研究所によって開発され、性質が固定化されて流通しているものです。それぞれの産地で、その土地や気候などの環境適応性、あるいは多収性、耐病性などの生産性といった観点で様々な特質を持った品種が開発され、広く普及しています。一つの品種を開発するのに20-25年かかるとされています。
品種は1950年代に挿木の技術が確立されたことによって開発が進みました。挿木は同じ遺伝子の個体(クローン)を増やす手法で、同じ遺伝子を持つとということは、すなわち同じ性質を持つことになります。そしてそれらの品種にはそれぞれに特有の香りや味わいがあります。
一方、挿木の技術が確立される前は、種子が唯一の増殖の手段でした。種から育てられた実生の茶樹は根が地中深くに伸びる性質があり、寿命も長いとされています。実生の茶樹はすべて違う遺伝子を持ちますが、こうした共通する性質から、香りや味わいにも共通した特徴が見られることがあります。
ダージリンや日本などの生産量が小さい産地では、実生と品種は分けて製茶され、それぞれが商品として流通することも多く見られます。スリランカやアッサムなど、生産量が大きい産地では実生と品種は区画を分けて栽培されていますが、商品としては分けることは多くありません。
「実生」と「品種」、それぞれの特徴を知ることで、好みのお茶を探すヒントになるかもしれません。