シンゲル FTGFOP1-HERITAGE, ダージリン ファーストフラッシュ 2026

¥2,322
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内容量: 20g袋

このロットは、このヘリテイジ区画のセクションNo.9から摘み取られた茶葉を使用しています。1865年に植えられた古樹のチャイナが772株現存する区画で、標高は約1415メートル。摘採は茶樹の休眠期が明けた直後に行われました。

ダージリンでは適期を迎えたセクションから茶摘みをはじめ、一通りのフィールドの茶摘みを回ることを「ラウンド」と呼びます。このお茶は茶樹の休眠期が明けた最初のラウンド、つまりファーストラウンドで摘み取られた新芽を使用しています。冬の間に蓄えられた養分が凝縮された新芽が、冷涼で寒暖差の大きいタイミングで摘採され、チャイナの個性が最も濃く現れたキャラクターが作られました。

このお茶の特徴は、まずは玉露を思わせる濃厚な旨み。古樹チャイナが持つ深い味わいがとろみを伴ったテクスチャーとともにしっかりと抽出され、長い余韻をもたらします。そしてもぎたてのグリンピースのような青々とした香りと自然な甘み、奥にはクチナシのようなほのかな甘い香りが奥行きを与えています。力強い葉力がありながら、渋みやえぐみなどのアクの強さを全く感じさせない、チャイナの真骨頂を味わえるロットです。

シンゲル茶園は最も歴史のある茶園の一つとされており、1871年に当時ダージリン最大規模の茶園として開設されました。場所はキャッスルトンやジャンパナ、マカイバリなどの名園がひしめくカルシオン地区。

この地には茶園が開設される前、1861年頃から英国人の手によって茶樹が植えられた記録が残っています。当初はこの土地に向く作物を探るため、茶樹に加えてコーヒーも植えられたそうです。茶園には今でも3000を超えるコーヒーの樹が残されています。

その後、この地域がお茶の栽培に適していることがわかり、1871年に正式に茶園が開設されました。当初植えられた茶樹は収穫量が減っているものの、今もなお高いクオリティを保ち、「ヘリテイジ区画」として特別に扱われています。

かつて国有化された際のメンテナンス不足から単位面積あたりの収穫量が激減した時期がありましたが、1999年に現経営傘下で有機農法が導入されてから少しずつ回復を見せ、自然との共生を目指す健康的な茶園に変貌を遂げています。現在はクローナルへの植え替えが20%近くまで進んでいます。

Mr. Yogesh Yonzon / Manager
ダージリン生まれ。セリンボン茶園マネージャーを経て、2020年より現職。

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