シンゲル FTGFOP1-STRAWBERRY FULL MOON, ダージリン セカンドフラッシュ 2025
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シーヨク茶園と同じ満月の夜に摘み取られた「STRAWBERRY FULL MOON」。シーヨクが品種AV2を使用しているのに対してこちらはP312を使用したお茶で、品種特有の華やかで力強い香りが特徴。やや軽発酵に作られた薄いオレンジ色の水色から、柔らかな口当たりとともにジャスミン様の花香とほとばしる柑橘の香りとほろ苦さ、そして底にほのかな甘みが感じられます。
シンゲル茶園は最も歴史のある茶園の一つとされており、1871年に当時ダージリン最大規模の茶園として開設されました。場所はキャッスルトンやジャンパナ、マカイバリなどの名園がひしめくカルシオン地区。
この地には茶園が開設される前、1861年頃から英国人の手によって茶樹が植えられた記録が残っています。当初はこの土地に向く作物を探るため、茶樹に加えてコーヒーも植えられたそうです。茶園には今でも3000を超えるコーヒーの樹が残されています。
その後、この地域がお茶の栽培に適していることがわかり、1871年に正式に茶園が開設されました。当初植えられた茶樹は収穫量が減っているものの、今もなお高いクオリティを保ち、「ヘリテイジ区画」として特別に扱われています。
かつて国有化された際のメンテナンス不足から単位面積あたりの収穫量が激減した時期がありましたが、1999年に現経営傘下で有機農法が導入されてから少しずつ回復を見せ、自然との共生を目指す健康的な茶園に変貌を遂げています。現在はクローナルへの植え替えが20%近くまで進んでいます。
Mr. Yogesh Yonzon / Manager
ダージリン生まれ。セリンボン茶園マネージャーを経て、2020年より現職。