中村農園 『在来』, 土山 二番茶 2025
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近江の茶の歴史を支えてきた滋賀・土山。その土地本来の力を宿した「在来種」の茶樹から、奥深い滋味が溢れ出すお茶が届きました。
在来種とは、種から育てられ、その土地の風土に馴染んだ固有の茶樹のこと。一本一本が異なる個性を持つため、混じりけのない複層的な旨みと、どこか懐かしく奥行きのある味わいが生まれます。
特筆すべきは、ひたすら滑らかで、角のない丸みのある口当たり。大地を思わせる滋味深いコクとともに、ほのかな甘みの余韻が静かに広がります。五感に溶け込むような、やさしいひとときをお楽しみください。
滋賀県の南東部、鈴鹿山脈を境に三重県と接する甲賀市土山は、かつて東海道五十三次の49番目の宿場「土山宿」として賑わった町です。中村農園の工場も東海道沿いにあり、あたりには江戸時代の旧街道の風情が所々に残されています。
近江茶随一の産地である土山で100年続く中村農園の5代目中村哲三さん。2017年に紅茶の製造を始めてから、生真面目な性格と熱意ある取り組みでみるみるうちに頭角を現しました。コンテスト入賞の常連となった今もその姿勢は変わらず、さらなるチャレンジを続けています。2024年には紅茶工場も新設されました。