キャッスルトン FTGFOP1-TIPPY CLONAL , ダージリン セカンドフラッシュ 2026

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内容量: 15g袋

芯芽を豊富に含んだ品種「AV2」の茶葉を、ややライトな発酵で香りに重点を置いて仕上げたセカンドフラッシュ。製茶は6月16日、シーズンも終盤にさしかかった時期に作られた茶園のトップクオリティです。

カップに注ぐと、軽快で心地よい口当たりとともに、力強いジャスミンを中心とした香りが立ち上ります。そこへ爽快な柑橘の花や、蘭を思わせる華やかな花香が重なり、香りを主役とした一杯に仕上がっています。湯温をやや下げて淹れていただくと、繊細な花の香りがいっそう引き立ちます。

キャッスルトン茶園は、ダージリン屈指の名門です。カルシオン地区の森の尾根に位置し、茶園の名は、町との境にあった城のような建物に由来します。

1945年にこの茶園を手にしたカルカッタのロイ家は、娘のガウリと息子のシャンカールの名前をとって「ガウリシャンカール」と呼びました。ガウリシャンカールとは、ヒマラヤにそびえる霊峰の名で、女神とその伴侶を意味し、現地では今もこの名で親しまれています。

その成り立ちは、隣接していた「スプリングサイド」茶園にさかのぼり、両茶園はやがて統合され、いまも二つの区画の茶葉を、このキャッスルトンの工場で製茶しています。1981年には、園に隣り合う土地にダージリン紅茶研究所(Darjeeling Tea Research & Development Centre)が設けられました。ダージリン紅茶研究の場と背中合わせに茶を育てる、由緒ある茶園です。

現在はタルボやバダンタム、マーガレッツホープなど数々の名園を擁するグッドリック・グループの一員です。看板はマスカテルとムーンライト。とりわけマスカテルという言葉は、1985年、当時この茶園の工場長が、いつもと違う強く華やかな風味のお茶に気づき、名づけを託された紅茶鑑定家が、マスカットの葡萄に似た風味からそう呼んだのが始まり、と言われています。

谷を挟んで向かい側も茶園という地形から、森と谷を雲が絶えず立ち上り、これらのお茶が生まれる区画は常に雲の下にあります。日照と霧が同居する高温多湿な環境と、まわりより低く保たれる気温——この特異なテロワールが、キャッスルトンならではの香りを育みます。生産できる期間はごく短く、収量もわずか。だからこそ、ひときわ希少なお茶として世界の紅茶ファンに愛されています。