シーヨク FTGFOP1-FLOWERY MALT , ダージリン セカンドフラッシュ 2026
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6月11日に製茶されたセカンドフラッシュ。摘採したのは、茶園を代表するヘリテージ区画「セクションNo.5」に隣接する「セクションNo.6」。東向きの急勾配で水はけが良く、高いクオリティが期待される区画です。
名に冠した「フラワリーモルト」は、花のような華やかさに、モルト(麦芽)を思わせる深みと甘みをあわせ持つことに由来します。抽出すると、カカオのような香ばしさに、チェリー、ラズベリー、カシスといった赤と黒の果実の香りが幾重にも重なります。華やかな酸味が全体を引き締め、ドライプルーンのような凝縮した甘みと、洋酒を思わせる熟成香が奥行きを与えます。そこへ穏やかな花の香りが寄り添う、複雑でありながら見事に調和のとれた味わいです。
シーヨク茶園はダージリンの西端、ネパールと国境を接するミリク渓谷に位置しています。ミリク渓谷はシーヨクの他にタルボ、フグリ、ゴパルダラ、オカイティなどの茶園がある地域です。シーヨクはセリンボン、サマビオン、シンゲル等と同じグループの経営で、全ての茶園で早くからオーガニックに取り組み、一部茶園ではバイオダイナミック農法を導入するなど自然との共生を標榜しています。
またこのグループでは従来は主に労働者層として雇用されることの多かったネパール系をはじめとした地元出身のスタッフを茶園マネージャーやスーパーバイザーとして経営に参画させるなど、地域コミュニティとの融合にも積極的に取り組み、長期的な視野で持続可能な茶園経営に取り組んでいるグループです。こうした経営姿勢はお茶の品質にも現れ、近年は安定して高品質なお茶を数多く輩出しています。
Mr. Chandra Deo Gurung / Manager
ダージリン生まれ。シンゲル、スノービュー茶園マネージャーを経て2024年12月に現職。茶樹の個性を重視した製茶に定評がある。