バダンタム FTGFOP1-MOON LIGHT, ダージリン ファーストフラッシュ 2026

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内容量: 15g袋

このお茶は標高約1370メートルの区画で生育された品種AV2を使用し、3月31日に摘採、4月1日に製茶されました。3月16日夜の雹害を乗り越えて、いち早く良いクオリティを示してくれた春の初摘みです。

丁寧に揉み込まれた大ぶりの茶葉をじっくり抽出すると、摘み取られたばかりのような柔らかな芯芽が復元されます。カップに注がれた淡い水色の茶液からはジャスミンのような力強い香りが立ち上り、やがてスズラン、オレンジブロッサムなどの白い花の香り、そして時折のぞかせる爽快な柑橘のニュアンスが幾重にも重なります。味わいは繊細ながらも花の蜜を集めたような柔らかな甘みをしっかりと感じます。戻り香にも華やかさが感じられ、喉元を過ぎた後にも口の中に長い余韻をもたらします。力強い芳香に特徴を持つAV2のポテンシャルを見事に引き出したロットです。

バダンタム茶園はダージリンの街とシッキム州境との間にあるレボン渓谷に位置します。標高は1,000フィートから6,000フィート(304-1828メートル)。

「バダンタム」とは、現地のレプチャ語で「竹の水入れ」を意味します。名前の由来については正確な記録が残っていないものの、興味深いエピソードがあります。19世紀初期に旅人がこの地を訪れた際、現地のレプチャ人に「ここはどこか」と尋ねたところ、その住民が誤解して、自分が持っていた竹の水入れの名前を答えたそうです。以来、この場所は「竹の水入れ」を意味する「バダンタム」として知られるようになりました。

茶園は1861年、ダージリン初期の多くの茶園開設に携わっていた英国人プランター、クリスティン・バーンズ氏によって開拓されました。シンゲル茶園の開設と同時代の古い歴史を持つ茶園です。

現在、バダンタムはGoodricke Groupの傘下にあります。このグループはキャッスルトン、マーガレッツホープ、タルボなど多くの優れた茶園を保有しています。グループの創業者ゴードン・フォックス氏が、観光客としてダージリンを初めて訪問した際にこの地に魅了されたことからグループ最初の茶園として買収され、世界に名だたる茶園グループの礎となりました。現在はバイオダイナミック農法を採用するオーガニック茶園で、特に良質なファーストフラッシュを輩出することで知られています。

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